Better to be king for a night than a schmuck for a lifetime.
どん底で終わるより一夜の王になりたい
コメディアンになるのを夢みる男ルパート・パプキン
大人気コメディアンであるジェリー・ラングフォードを
トークショー終了後に出待ちしているファンに紛れ待ち伏せる
熱狂して押し寄せるファンの盾となって彼を守るが
その混乱を利用して強引に車に同乗し、ジェリーに自分を売り込む
困ったジェリーはネタのテープを持ってきたら見てやると言って
ルパートを追い返す
だがジェリーに気に入られたと勘違いしたルパートは
テープをもって事務所を訪れる
ここからルパートの行動はどんどんエスカレートし
自分の世界が正しいと信じて疑わず
常軌を逸した行動に出る
このアブない男ルパートを演じるのはロバート・デ・ニーロ
ああ言えばこう言う的な問答の繰り返しで
とにかく強引でしつこくて迷惑で明らかにヤバい人
ろくでもない行動を繰り返し
逆切れでろくでもない事件を起こすのですが
ちょっと引いてみるとなんだか言いようのない哀愁が漂ってて
かわいそうで哀れでうっかり同情しちゃう
こんなやつに同情しちゃいけないと思いつつ
なんかもやもやしたものが残っちゃう
そこが一番アブないとこかも
ルパートが起こした事件の最後に言い放つのが
冒頭に書いたセリフです
「どん底で終わるより一夜の王になりたい」
こんな風に思っているということは
完全に正気を失っているわけではない?
実は全部わかってやっている?
ラストシーンは妄想か現実か
目に光るのはうれしい涙か、悲しい涙か...
日本公開:1984年5月
米国公開:1983年2月
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