舞台は32年前の架空の町の小さなお店 ナミヤ雑貨店
そこの店主が町の人々の悩み相談を受けている
100点取りたいという子ども
自分の行く道を迷うミュージシャン
不倫相手の子どもを身ごもった女性
客に店を持たせてやるから愛人になれといわれるホステスなど
かわいいものから重いものまで悩みも様々
店のシャッターの郵便受けに差し込まれる手紙
そこから受け取った悩みは
その大小に関わらず真剣に考えてきっちり返事を書く
返事は表の牛乳配達ボックスの中へ
そして舞台は32年後へ
何か事件を起こして逃走中の青年3人組
車がエンストして、偶然逃げ込んだのがこの雑貨店
すでに閉店していて空き家となったこの店で奇蹟が起こる
原作未読です。
エンドロールを見るまで、東野圭吾原作とは知ませんでした
こういう話もあるのですねw
奇蹟が奇蹟とわかるまでに3段階くらいのストーリーがあって
それらが最後に繋がってほっとして、あったかい気持ちになります
この悩み相談は、書かれた答えそのものよりも
誰かがちゃんと話を聞いてくれて、真剣に考えて答えてくれた
ということが大事なんだなーって思いました
3人組のひとり 村上虹郎くんがすごく良かった
一番地味な子を演じてたのは佐藤浩市の息子だそうです
公開:2017年9月