2020年2月11日火曜日

映画「グリーンブック」

原題:Green Book
2019年2月発表のアカデミー賞で
作品賞、助演男優賞、脚本賞の3冠獲得

主演はヴィゴ・モーテンセン
あの「ロード・オブ・ザ・リング」で
ストライダー=アラルゴン役で有名になった人
でもまったくの別人と化していますw
あのかっこよさは封印して
見事に中年太りの品の悪いおじさんになってます
(余談ですけど、かっこいいヴィゴさんみるなら
「オーバー・ザ・ムーン (原題:A Walk on the Moon)」
 がおすすめ)

ヴィゴが演じるトニーは
家に水道修理に来た黒人配管工が水を飲んだグラスを
ゴミ箱に捨てるほどの黒人嫌い、偏見の固まりのような人
そんなトニーが
黒人天才ピアニスト、ドクター・ドン・シャーリーの運転手として
アメリカ南部(ディープサウス)の演奏ツアーに同行することになる
ともに旅をするうちに
ドクターの才能と、孤高に偏見と闘う姿を目の当たりにして
トニーは変わり始める

驚くのは北部と南部の黒人の扱いの違い
NYではカーネギーホールの上の高級アパートで
まるで王様のように暮らしていたドクターが
南部ではあらゆる差別的扱いを受ける
ツアーをするにあたりトニーが手渡されたのは
「グリーンブック」と称される黒人専用の旅行ガイドブック
黒人が安心して過ごせる場所としてリストされているのは
黒人専用と書かれた古くて汚い小さなモーテルばかり
食事ができるところはダイナーや場末のバーのような店
コンサートに来る観客はみな白人の富裕層なのに
彼らと同じトイレを使用することは許されない
同じレストランで食事をとることは拒否される、という矛盾
北部では彼のコンサートには約3倍のギャラが払われるというのに
なぜそれでもドクターは南部をツアーをするのか

ある州では、日没後に黒人が外を歩くことさえ許さない法律がある
警察官も決して公平ではなく
雨の中、警察官に車を停められて口論になってしまい
2人は不当に連行されてしまう
そこにとんでもない大物(!!)の助っ人が!
(これも実話だそうです)
ただその人物に助けを求めたことを恥じて涙するドクター

と、なんだか辛いエピソード満載ですが
笑えるシーンもちゃんとあって
ケンタッキー州に入ったときに嬉々としてKFCに入るトニーと
フライドチキンなど食べたことがないというドクターの話は
かわいくて面白くて好きです
無人で売られていた天然石のエピソードと
トニーが奥さんに一生懸命手紙を書き続けることが
最後のシーンにつながっていてうるうるしました

米国公開:2018年11月
日本公開:2019年3月


本予告

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