2021年8月10日火曜日

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

「ボブのおかげで
 別の人生もあるって気付いた」

予告編

ジェームスはストリートミュージシャン
というと聞こえはいいが
ジャンキーのホームレス
ボロボロのギターで誰も聞かない歌を歌う
そんな生活から抜け出したいと思っているが
声をかけてくるのは
邪魔だからどけと文句を言う店の人や
同じジャンキーや薬の売人たち

ある日、これが最後のチャンスと
低所得者用のアパートを斡旋してもらう
今度こそという決意で新たな生活を始めたところに
1匹の猫が迷い込んでくる
追い出そうとするがなぜか彼のそばを離れず
一晩だけと、ともに過ごすことに
翌朝飼い主を探そう近所を歩き回るが見つからず
一旦は別れを告げるが
再びジェームスの前に現れた猫は怪我を負っていた
なんとか助けようと再び飼い主を探すがやはり現れず
近所に住むベティから無料で見てくれる動物病院を紹介され
ジェームスは猫を抱えて病院へ向かう

無事に治療が終わり、薬をもらって帰ろうとするが
診療は無料だが薬代は別だと言われ
ジェームスは翌週の食事代になるはずだった
なけなしのお金を使うことに

動物好きのベティの助けを借りながら
ボブと名付けたその猫との生活がスタート
元気になったボブを置いて
ジェームスはお金を稼ぐため町へ出かけるが
ボブはこっそりバスに乗ってついてきた

ボブがそばにいることで
人々がジェームスを見る目が変わり
やがて奇跡のような出来事が...



原作は主人公のジェームスが書いた本
ボブという名のストリート・キャット

ボブ役の猫はなんと本物のボブです
オーディションはしたもののしっくりくる猫が見つからず
結局ボブ本人(猫だけど)が出演することになったそうです
初めて登場するシーンのシリアルの箱をのぞくとことか
病院へ連れていかれるとことか
バスに乗るとことか
とにかくボブの表情が秀逸です
ときどき挿入されるボブ目線の映像も効いていて
ボブの気持ちがわかる気がしちゃいます

世の中の底辺みたいなところにいたジェームスに
手を差し伸べてくれる人はいたけれど
ジェームスが本当に立ち直ることができたのは
自分を必要としてくれる存在ができたことだったようです

He show me what life could be like on the other side.

日本公開:2017年8月

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